こんにちは、おふと申します。
このブログは「ヴィッセル神戸」の魅力を発信していきたいという、いちファンが勝手にクラブの魅力を綴っていきます。
ヴィッセル神戸が低迷している理由
現在の成績
おそらく、今シーズンに期待していたファンは5月にヴィッセルがこの順位にいるとは予想していなかったと思います。
いろいろなコラムや記事でヴィッセル神戸が低迷している理由が掲載されています。
主には三木谷オーナーの話やポドルスキー選手の話が中心のようですが、その話題からは離れて、それ以外での低迷している理由を探してみようと思います。
リージョ監督解任が低迷のターニングポイント?
公式戦7連敗中で、現在はちょっと感情的になってしまう状況です。
でも、すこし冷静になってみて今シーズンの今までを振り返ってみたいと思います。
現在の公式戦連敗は4/14の広島戦からスタートしています。
ちなみに、その広島戦後にリージョ前監督が契約解除されています。
僕の個人的な感想として、リージョ前監督の契約解除前と後が大きなターニングポイントになっていると思うのですが…。
リージョ監督解任時のチーム問題点は失点の多さ
今から思い出してみると、リージョ監督が解任された時のチームの問題点は失点の多さでした。
J1リーグだけで見てみると(ルヴァンカップは出場選手が違いすぎるので除外)
リージョ監督指揮中
吉田監督指揮中
- 浦和 0-1
- 川崎 1-2
- 札幌 1-2
- 鹿島 0-1
ここから見えてくるのは
- リージョ監督指揮中の1試合平均失点 1.7失点
- 吉田監督指揮中の1試合平均失点 1.5失点
吉田監督になり1試合における平均失点は0.2失点が改善されています。
しかし
- リージョ監督指揮中の1試合平均得点 1.7得点
- 吉田監督指揮中の1試合平均得点 0.5得点
吉田監督になり1試合における平均得点が-1.2得点と得点能力が大幅に低下しているのです。
これが現在の「ヴィッセル神戸」の低迷しているポイントのひとつだと思います。
交代の少ない采配【リージョ監督指揮】
視点をすこし変えてみましょう。
監督が解任されるほど問題が発生していたのでクラブは監督交代に乗り出したはずです。
だからこそ、リージョ前監督が指揮している時に問題は発生していたと仮定してみます。
リージョ前監督が指揮していた時の僕が感じた不満点を思い出してみようと思います。
- 失点が多い
- 交代選手枠を3枠すべて使わない
- 試合後のコメントが長すぎて、なにを言っているのかがわからない
この不満点がクラブの感じていた不満点と合致するかはわかりませんが、「交代選手枠を3枠すべてつかわない」に関して調べてみました。(ちなみに、吉田監督交代後は個体枠3を全試合において使っています)
- C大阪(1) 三原選手→古橋選手
- 鳥栖(0)
- 仙台(2) ビジャ選手→小川選手 古橋選手→田中選手
- 清水(1) 古橋選手→サンペール選手
- G大阪(2) ビジャ選手→三田選手 サンペール選手→田中選手
- 松本(2) ビジャ選手→ウェリントン選手 三田選手→田中選手
- 広島(1) サンペール選手→三田選手
リージョ監督が使った1試合交代選手は平均1.2枠。かなり少ないです。
これはリージョ監督が選手交代を極端に行わない監督だったからでしょうか?
ポゼッションサッカーにミスマッチな選手構成が低迷の理由?
「ヴィッセル神戸」は「バルサ化」という言葉を使い、ボール支配率を高めて有利にゲームを進めていく「ポゼッション重視のサッカー」を目指しています。
リージョ前監督に求めていたのはこの「ポゼッションサッカー」のプレイスタイルをクラブに確立する事でした。
その道半ばで契約解除になってしまった次第です。
オーナーの介入に嫌気がさして辞任したとか噂が立っていますが、実はもっと現実的な内容で辞任したのではないかと思います。
これはすこし穿った視方です。
リージョ前監督が選手交代枠を毎試合余らせていたのは、「ポゼッションサッカーを実践できる選手がスターティングメンバー以外いなかった」からではないでしょうか?
もともとヴィッセル神戸は「堅守速攻」のカウンター主体のプレイスタイルでした。
これを「ポゼッションサッカー」へ変更していくのですが、リージョ前監督をもってしても選手構成にミスマッチがでていたのではないかと…。
だからこそ、リージョ前監督が選手交代させたくても「ポゼッションサッカー」をする上でできなかったのではないかと考えてしまうのです。
もともと、「ポゼッションサッカー」を志向していてたのであれば選手構成もポゼッションサッカーを得意としている選手が控え選手にもアカデミーにも揃っています。
急ごしらえのプレイスタイルでは選手構成で間に合わなかったと言う理由は理解できると僕は思いました。
それでリージョ監督が嫌気がさしたのかもしれません。
ディフェンスラインでプレスをかわせずに毎回失点する状況はどうなの?って、ファンの僕でも思いました。
ヴィッセル神戸が低迷している理由は「バルサ化」
冷静になって、今シーズンの今までを僕なりに振り返ってみました。
そこで僕なりに考えた低迷している理由は
- 「バルサ化」できる選手構成が万全ではない
- 吉田監督の現在のやり方では得点力が低下したまま
この2点を改善してもらいたい。
選手構成は次の補強時になりますが…。
吉田監督が就任してから負け試合が続いています。
でも、すべて1点差での敗戦だという事も指摘しておきたいと思います。
まずは得点力の改善。
古橋選手の離脱が痛いですが、FW出身の吉田監督に期待したいです。
僕の個人的な思いとしては、「バルサ化」を推進していってほしいです。
でも、選手構成で難しいのであれば、もう少し割り切ってできる範囲でポゼッションしていくのも手ではないでしょうか?
クラブは「残留争い」を主眼とした戦略に変更していく必要があります。
早めの決断を行ってほしいと思います。
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