こんにちは、おふと申します。
このブログは「ヴィッセル神戸」の魅力を発信していきたいという、いちファンが勝手にクラブの魅力を綴っていきます。
先日、「ヴィッセル神戸」決算公告を見て「リージョ監督契約解除」につながったのではないかと言う推測を掲載させてもらいました。
わりと好評だったので、「Jクラブの経営」というお題でお話をしようと思います。
今回は「ヴィッセル神戸」よりは他のクラブが多めで書いていきます。
地方クラブのお手本・「鹿島アントラーズ」
上記のコラムを参考にしておりますので、ぜひご覧ください。
経営面でも競技面でも「地方クラブのお手本」と言える「鹿島アントラーズ」。
その「鹿島アントラーズ」の今後について、「東洋経済」で連載されていました。
「東洋経済」のコラムは面白いですよね。
「カシマサッカースタジアム」を収容人数を40,728人から25,000人に
このコラムでは「2・8の理論」を紹介されています。
ヨーロッパでは主流の考え方で「2割の経営者などエグゼクティブな人たちからの入場料収入が全体の8割を占める」という考え方です。
基本的に売り上げの仕組みは
客単価 × 客数 = 売上
「売上」を上げる為に、「客単価」を上げようとしていく経営方針という事です。
そうなると、「VIP席」を増やしていく事が前提になっていきます。
セレブなVIP層を満足させるためにはスタジアムの雰囲気を盛り上げなければいけないので、満員のスタジアムが必要です。
地方で40,000人を毎回動員するのは難しいので25,000人くらいがちょうどいい大きさになるというお話でした。
この経営戦略は鹿島アントラーズだけではなく、将来的にプロスポーツ全体がこの方針になりつつあると思います。
鹿島「世界戦える」営業収入クラブ史上最高73億円 - J1 : 日刊スポーツ
この他にも、「デジタル」や「観光業」など多角化していく「鹿島アントラーズ」の面白い施策を「東洋経済」の上記のコラムに掲載されていましたのでよかったらご覧ください。
「ヴィッセル神戸」のVIP席
「ヴィッセル神戸」もこの流れに乗り遅れないように、1席30万円のVIP席を用意しています。
1試合につき、最大35席らしいです。
300,000円 × 35席 = 10,500,000円
すごいなぁー。
この席を増やして全席完売するなら、ゴール裏とかもっと安くできません?
新しいスタジアム周辺にホテルなどの宿泊施設ができる
長崎の新スタジアムは屋根が透明でホテルの室内からサッカー観戦ができるようにするみたいです。これも画期的なアイディアですよね。
建設が決まっている新スタジアムの周辺ではホテルなどの宿泊施設や商業施設ができる予定になっています。
将来的なトレンドとして、街づくりの中心としてのスタジアムが期待されています。
特に「京都スタジアム」は亀岡にあり、「保津川下り」の始点です。
京都観光で京都市内ではホテルなどは外国人観光客でいっぱいです。
でも、この亀岡に京都観光の始点を作れば、京都に観光客ホテル問題が解決する一手になりそうです。
例えば、日本人観光客にサッカーを見てもらって、亀岡のホテルに泊まり、翌日は保津川下りから京都観光をスタートする。嵐山から京都市内は定番の観光コースになると思います。
外国人観光客は今まで通り、京都市内のホテルを利用してもらうという棲み分けができる。
サッカースタジアムをうまく観光につなげ、多角化経営する流れがトレンドとなるかもしれません。「箱ものビジネス」はこのような形に変わっていくのかもしれないです。
気になったニュース
イニエスタキャプテンのもと、しっかりと「一致団結」してほしいと思います。
ルヴァンカップで一部の選手が気持ちの入ってないと吉田監督に指摘されていました。サッカーはメンタルが大きな影響をもたらすスポーツです。
次の川崎戦では気持ちの入ったプレーを期待したいです。