こんにちは、おふと申します。
このブログは「ヴィッセル神戸」の魅力を発信していきたいという、いちファンが勝手にクラブの魅力を綴っていきます。
試合のレビューは僕が感じた感想をそのまま書いていますので、酒を呑んだおっさんの戯言くらいで読んでもらえると嬉しいです。
- 入場者数34,591人、満員御礼の「札幌ドーム」
- 2019/05/04 J1リーグ第10節 ●1-2 北海道コンサドーレ札幌
- 試合の個人的な感想
- できていた事ができない現状
- 次節「鹿島アントラーズ」でわかる事
今日はルヴァンカップですね。
このルヴァンカップグループステージの結果で夏の移籍が大きく変わると思います。
ぜひ、注目をしてみてください。
入場者数34,591人、満員御礼の「札幌ドーム」
いつもながらの「DAZN」観戦でしたが、「ドーム球場」の雰囲気もいいものですね。
試合前のスマホライトで行う演出はアジアカップでもしてましたが、幻想的な空間になります。
昼間でもあの演出ができるのはドーム球場の特性ですよね。
観客も満員だったらしく、ものすごくいい雰囲気のなかでのゲームとなりました。
2019/05/04 J1リーグ第10節 ●1-2 北海道コンサドーレ札幌
【公式】ハイライト:北海道コンサドーレ札幌vsヴィッセル神戸 明治安田生命J1リーグ 第10節 2019/5/4 - YouTube
↑動画はこちら
得点
- 62分 0-1 ダビド・ビジャ(神戸)
- 68分 0-2 進藤 亮佑(札幌)
- 75分 1-2 鈴木 武蔵(札幌)
対戦相手:北海道コンサドーレ札幌について
日本最北端のJクラブ。
Jリーグを代表する名将・ペドロビッチ監督率いる好チーム。
個人的な気持ちとして、北海道には必ずJ1クラブが参加していてほしいので強豪クラブのひとつとしてがんばってほしいです。
ペドロビッチ監督が率いるチームの特徴の「可変DFライン」を実践しており、見ていて面白いサッカーをしています。
攻守の切り替えも早く、サイドバックのオーバーラップにより、「数の優位」を意識したサッカーはよく言われる「モダンサッカー」と言う感じです。
ペドロビッチ監督の師・イビチャ・オシム監督が好きだったのでコンサドーレ札幌は見ていて面白いなぁと思っています。
今年こそ、ACLが見えてきているかな?
試合の個人的な感想
10節に関しては、相手のコンサドーレ札幌よりも「ヴィッセル神戸」の試合のやり方に大きな問題があったと僕は感じました。
正直、今年は「バルセロナ化」を実現するための1年だと思っていたので絶対にしてほしくないゲーム内容を見せられたという感じです。
もし目指していた「バルセロナ化」をするなら、全く意味をなさないゲームだったというのが感想です。
でも、J1残留の為に現実的なサッカーをしていくのであれば転換点となるゲームだったかもしれません。
できていた事ができない現状
まずは「ヴィッセル神戸」の指標である二つの数字。
ボール支配率
- 神戸 56.8%
- 札幌 43.2%
シュート総数
- 神戸 13本(枠内7本)
- 札幌 17本(枠内6本)
上記のリンクされているホームページを参考に数字を表示させてもらっています。
「DAZN」などの解説を聞いていると前半にこの試合のヴィッセル神戸は守備の切り替えが早く、守備力が向上されていると言っていました。
でも、僕はそうは感じませんでした。
「トップと両サイドの4人」と「ボランチの2人」が分断されて、結果的に切り替えが早く見えただけだと思います。
おそらく、前半の「ヴィッセル神戸」としてはいつもどおりボールをキープしながら、コンサドーレをゴール前に釘付けにして試合を進めるつもりだったと思います。
でも、それができなかった…。
「中盤でのボールキープ」は「バルセロナのサッカー」を目指すうえで、基本となる戦略です。中盤でボールをキープする事によって、相手チームの「攻撃する時間」を奪い有利にゲームを進めていくからです。
これまで、「ヴィッセル神戸」はこの「中盤でのボールキープ」はできていて、次に「守備への切り替え」や「中盤での効率的なボールの移動」ができていなかったのでその改善を求められていたはずです。
特にイニエスタ選手やビジャ選手・ポドルスキー選手といった年齢が高いベテラン選手への体力的な問題をどう解消するのかという段階でした。
でも、この試合で見えたのはコンサドーレ札幌に対しても土台になる「中盤でのボールキープ」もできなくなってしまったと言う事実です。
いつもは「既視感」と言って、「いつも通りの失点」に「いつも通りの攻めあぐね」とブログに書いてきましたが、今回は「既視感」さえもなかったです。
なぜ、中盤でのボールキープができなかったのか?
「中盤でのボールキープ」ができなかったのは、「攻め急ぎ」と「ボールの扱い方」だと思います。
おそらくですが、「攻め急ぎ」が「攻守の切り替えの早さ」と言う形で解説されていたのだと思います。
「ヴィッセル神戸」のサッカーができなかったので、この試合だけではなかなか評価しずらい試合になったのではないかと思います。
僕には吉田監督の考えがわからないです。
もし「攻守の切り替えの激しい」サッカーをするのであれば、3バックに変えて中盤での数的優位をわかりやすいフォーメーション変更をするべきだと思うのです。
次節「鹿島アントラーズ」でわかる事
次節の「鹿島アントラーズ」戦に注目したいと思います。
もし、吉田監督が次の試合でもおなじように「中盤でのボールキープ」を基本しない「攻守の切り替えの激しい」落ち着かないサッカーを始めたなら、チームの方針転換が行われたと思ってもいいと思います。
この鹿島アントラーズ戦は絶対に勝ち点3が必要だと僕は思います。
ACL帰りで満身創痍の強豪に勝てなければ、今年も「残留争い」に巻き込まれても仕方ないチームだったと言われても仕方ないからです。