神戸讃歌を歌おう

ヴィッセル神戸ファンのひとりとして、少しでもヴィッセルの良さをみなさんにアピールする為のブログです。

J1リーグ第9節 川崎フロンターレ戦【ヴィッセル神戸】

こんにちは、おふと申します。

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 このブログは「ヴィッセル神戸」の魅力を発信していきたいという、いちファンが勝手にクラブの魅力を綴っていきます。

 

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入場者数「25,929人」で持ち直した「ノエビアスタジアム神戸

 第9節の「川崎フロンターレ」戦。

 

前回のホーム「サンフレッチェ広島」戦で落ち込んでいた入場者数が持ち直しました。

経営に直結する問題だったので、まずは一安心と言えます。

チームをゴール裏から支えている「サポーター」の皆さん、お疲れさまでした。

 

「負け」が続いている今の「ヴィッセル神戸」にとって、多くの観客が来場してくれているのは大きな支えになっているはずです。

よく「負けている」から応援しないというような事をおっしゃられる方もいらっしゃいますが、「負けている」時だからこそ応援しがいがあるはずです。

 

ぜひ、こういう「連敗」が続いている時に大きな声援をチームに贈ってもらいたいものだと思います。

 

 

 

 

2019/04/28 J1リーグ第9節 ●1-2 川崎フロンターレ

www.vissel-kobe.co.jp


 

得点

  • 15分 0-1 馬渡 和彰(川崎)
  • 37分 0-2 小林 悠(川崎)
  • 82分 1-2 古橋 享吾(神戸)

 

対戦相手:川崎フロンターレについて

 

前年のJリーグチャンピオン。

「パスサッカー」とJリーグの中では珍しくサッカープレースタイルが確立しているクラブ。

僕のイメージだけど、サポーターがお洒落。

www.frontale.co.jp


クラブとしては、「オリジナル10」以降の新しい部類にはいる。

その昔、「川崎」と言えば「ヴェルディ川崎」でした。

そのイメージを完璧に払しょくして、今では「川崎」と言えば「川崎フロンターレ」。

 

クラブは「地域密着」のお手本のようなクラブです。

いずれ、「Jクラブの経営」でもやりたいですが、地元の相撲部屋とコラボしたりして異色の企画をするのが面白いです。

 

ぜひ、「アジア」でも実績を出して、Jリーグを引っ張っていってほしいです。

 

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試合の個人的な感想

試合前にスタメン発表をみて、この「川崎フロンターレ」のメンバーなら勝てるのではないかと思っていました。

どう考えても、どのポジションでも神戸の方が上回っていたので…。

 

川崎フロンターレ」のスタメンは怪我やターンオーバーで二軍クラス…。

ここで勝てない「ヴィッセル神戸」にチーム状態がまったく上がっていかない苦しさがみえますね。

 

では、「ヴィッセル神戸」の指標である二つの数字を

ボール支配率

  • 神戸 61.3%
  • 川崎 38.7% 

 

シュート総数

  • 神戸 13本(枠内2本)
  • 川崎 13本(枠内7本)

 

ボール支配率は神戸が上回りましたが、肝心の枠内シュートが2本。

ボールは支配できても、ボールをシュートにつなげる事ができませんでした。

 

逆に「川崎フロンターレ」は縦に早いカウンターを徹底してきました。

主力選手がでれない事でクラブのプレースタイルである「ポゼッション重視のパスサッカー」を捨て、神戸対策をしてきたという感想です。

 

www.football-lab.jp



上記のリンクされているホームページを参考に数字を表示させてもらっています。

 

言うなれば「既視感」、また同じ事なのかな?

さて、神戸としてはいつものような失点パターン。

前節の浦和戦も「既視感」と書きましたが、今回も「既視感」…。

早い時間帯でのFK…。

中盤の真ん中でボールをとられて、ショートカウンター…。

前半で2失点。

 

吉田監督に代わっても、守備を立て直せない…。

 

FKでは決められるのがおかしいくらいの失点。

あれを入れられるゴールキーパーに失望しか感じませんでした。

ゲームプランを完全に崩してしまいましたね。 

 

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ショートカウンターについては、今回は山口選手。

中盤で落ち着けるサンペール選手も仕事を全うできませんでした。

前節では大崎選手のスリップからの失点だったので、なにかデジャブをみているようでなんだかなぁという感じです。

 

ヴィッセルの典型的な失点パターンではあるのですが、もう9節まできているので改善をしてほしいところです。

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課題は山積み…「役割の重複」、「ボールの運び手」と「攻撃のスイッチを入れるパス」

 

両サイドに運動量の多い選手を配置して、サイドでの数的有利を作り出す戦術。

戦術的には浦和戦から変わった感じがなかったです。

この場合、守備は安定するのですが攻撃の場合に古橋選手の個人技でしかボールを前に進めれない状況になります。

 

両サイドのポジションが問題なのか?わかりませんが、攻守の切り替えが悪くなる。

イニエスタ選手がボランチの位置まで下がってくると、さらにボールが前に運べない…。

リージョ監督の時はポドルスキー選手がボランチの位置まで落ちて、イニエスタ選手が前で受けてビジャ選手につなげる事ができたのですが、川崎戦ではビジャ選手が完璧に孤立していましたね。

 

後半、三田選手が交代出場してから攻め手がでてきました。

 

三田選手が中盤の真ん中で動き、ドリブルなどで「ボールを運ぶ」事ができるようになりました。

 

僕は前節に「運動量の多い」選手のなかに三田選手を入れていました。

でも、僕の見立てが違うみたいです。

三田選手をボランチで使った方が良さそうですね。

 

山口選手とサンペール選手の役割が攻撃時にかぶってしまっているので、攻撃面でスムーズにまわらないように感じました。

どうも、中盤からの縦パスを受ける選手と攻撃のスイッチになる選手が明確ではないように感じます。

 

それが明確に出たのは、サンペール選手から三田選手に交代してからのダンクレー選手のボールの運び方が変わった点です。

サンペール選手がいた時はなかった低い位置からダンクレー選手のドリブルでボールを動かしてからの縦パスが何度かでていました。

 

縦パスのカットからのショートカウンターが怖いですが、今節の2失点目のようなボールを中盤でつないでいてからのショートカウンターでとられるくらいならチャレンジしての失点の方が有意義だと思います。

 

ボール支配率では結果が出てきているので、ボールの動かし方や各選手の役割をもっと明確にしてもいいのではないかと思います。

吉田監督には攻撃時のフォーメーション変更を具体的に考えてもいいのではないかと思います。サイドでの攻撃がうまくいかないなら、攻撃時に西選手を中に入れてのスリーボランチを利用するとか…。

 

なによりも「イニエスタ選手」がいなければ敗戦の理由を「イニエスタ選手」が欠場していたからとマスコミに書かれ、「イニエスタ選手」が出場していたら、敗戦の理由を「イニエスタ選手」への依存と書かれるのは…。

 

攻撃の課題としては、パス出しとボールの運び方。

…時間のかけて改善する課題ですね。

 

前節では浦和が引きこもっていたので、ここまでの攻撃に課題があるとは思っていませんでした。

中盤で落ち着けば、全体に余裕ができ守備面も攻撃面も改善されると思ったので「サンペール選手」に期待したのですが…。

これではチームが上を向くには時間がかかりそうです。

 

 

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