神戸讃歌を歌おう

ヴィッセル神戸ファンのひとりとして、少しでもヴィッセルの良さをみなさんにアピールする為のブログです。

J1リーグ第7節 サンフレッチェ広島戦【ヴィッセル神戸】

こんにちは、おふと申します。

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 このブログは「ヴィッセル神戸」の魅力を発信していきたいという、いちファンが勝手にクラブの魅力を綴っていきます。

 

 

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サンフレッチェ広島」戦でスタジアムがらがら?

 

首位「サンフレッチェ広島」を ホームの試合で試合内容よりもなによりも気になったのが「スタジアムがらがら問題」です。

 

当ブログでは「ヴィッセルファン」を増やしていきたいと言う趣旨で始めたブログなので、この問題はかなり気になります。

 

Twitterとかでは「チケット代」が高すぎるというと呟かれている人がいました。

たぶんというか、まったくごもっともな意見がだと思います。

 

 

ヴィッセル神戸のチケット代金は「ダイナミックプライシング(価格変動制)」を採用していて、試合ごとに価格が変動する方式です。

 

サンフレッチェ広島は首位ながら、見たい選手がいるかと言えば…失礼な事を言っているとわかっていながらあえて言うと、あまりいないんですよね…。よほど、マニアックなサッカーファン以外は…。 

 

ベテラン選手は渋いし、中堅選手は…。たぶん、若手選手は今後でてくると思いますが、その時は「浦和レッズ」とかに移籍してそうだし…。

まぁ、そのネームバリューのないながら首位だと言うのが「広島らしい」のだと思います。(良い意味で!)

 

サンフレッチェ広島戦で高い値段設定は如何だったのか?とクラブには考えてほしいなと思います。

この「スタジアムがらがら問題」はまた後日、記事化にしたいと思います。

 

2019/04/14 J1リーグ第7節 ●2-4 サンフレッチェ広島

 

www.vissel-kobe.co.jp


 

得点

  • 15分 1-0 ウェリントン(神戸)
  • 23分 0-2 パトリック(広島)
  • 28分 1-2 古橋 享吾(神戸)
  • 65分 2-2 柏 好文(広島)
  • 70分 2-3 渡 大生(広島)
  • 73分 2-4 渡 大生(広島)

 

対戦相手:サンフレッチェ広島について

中国地方の名門クラブ。

優勝回数を考えると西日本随一の成績をおさめている。

ただ、広島県広島市との関係は良くないのでスタジアムとか地方自治体の支援をなかなか受けれない。

Jリーグ発足当初から参加している「オリジナル10」のひとつ。

サンフレッチェ広島 | SANFRECCE HIROSHIMA


サンフレッチェ広島」の特徴はユース育成が非常にうまくいっている点です。

クラブハウスを広島市ではなく、広島市から車で1時間くらい離れた吉田町にあり、サッカーに集中した恵まれた環境で練習ができる。

 

トップチームを含めて、ユースも隔離された雑音のない環境で練習ができるのが成功の秘訣かもしれないなと実際に吉田のクラブハウスに行った時に感じました。

 

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試合の個人的な感想

この試合のポイントは「城福監督」だったと思います。

正直に言いますが、去年と今年に関して「サンフレッチェ広島」のサッカーを神戸戦以外、僕はちゃんと見ていません。 

だから、「サンフレッチェ広島」がどのような経緯でヴィッセル神戸戦のサッカーになったのかわかりませんが、その前置きをしてから感想を述べていきたいと思います。

 

www.football-lab.jp

上記のリンクされているホームページを参考に数字を表示させてもらっています。

 

広島のプレーエリアが前半はヴィッセル側のゴール右サイドで主にプレーしていました。

後半になるとヴィッセル側のゴール左右サイドで主にプレーしてました。

なにが言いたいかと言うと、普通は相手ゴールのサイド側でチーム全体として主にプレーする事は変わった事で監督に指示であるという事です。それだけ、監督指示をチームに徹底的に実行させています。

 

気になったので、サンフレッチェ広島の前節「ガンバ大阪」戦のデータだけを見てみました。同じようにプレーエリアをガンバ側ゴール右サイドで主にプレーしていました。

ボールポゼッション率はヴィッセル神戸戦よりも0-3で勝利したガンバ大阪戦の方が低いのです。

 

 ボールポゼッション率は

ヴィッセル神戸戦 38.8%

ガンバ大阪戦 34.4%

 

このふたつの数字をつなげて考えてみると「城福監督」が考えているサッカーがわかってきます。

  • 攻撃はサイドからで中央では手数をかけない
  • サイドで局地的に数的有利をつくり、チャンスをつくりだす
  • ボールポゼッションを相手に渡して、バックライン中心に跳ね返す

すごくショートカウンターを受けるのを嫌っているやり方だと思います。

広島の堅守は相手にカウンターさせない事でで形成されたのかなって思いました。

 

対戦相手のボールポゼッション率が高いのは、意図的にボールを相手に持たしているからなんでしょう。非常に我慢強く耐えれるチームです。

 

この試合のポイントが「城福監督」だったと指摘したのは、このサッカーを選手たちに徹底できる指導力だったと思います。

 

前半はヴィッセル神戸の思惑通りの展開でした。失点も神戸らしいといえるハイプレスにひっかかって、そのままゴールされてしまいます。でも、古橋選手のゴールでリードを奪って、後半を迎えます。堅守を誇る広島守備陣から前半だけでよく2点奪ったなと思いました。

 

リードを奪った後、何度かあったチャンスを決めて、3点目が神戸に入っていたら、このゲームは神戸が勝っていたと思います。

 

でも、残念ながらチャンスを決める事ができませんでした。

 

サンフレッチェ広島のサッカーは俗にいう「弱者のサッカー」です。ボールポゼッションを相手に渡して、サイド中心に数的有利をつかって得点する。

 

このサッカーで得点を重ねるのはよほどの決定率の高いFWがいるか、奇跡的に決まるしかないような気がします。実際、この試合では奇跡的に決まってしまいましたが…。この「弱者のサッカー」を徹底させて選手に実行させた「城福監督」の指導力が試合を決めたのではないかと思います。

 

リードされているなかで「弱者のサッカー」は選手たちにとって、ストレスだと思います。得点を狙いに行きたいのに、相手がボールを持っている時間が長いからです。

サッカーをした人はわかると思いますが負けているのに、相手がボールを持たれる状況は精神的なストレスが半端ないです。

それができるサンフレッチェ広島の選手はほんと我慢強いのだと思います。

 

広島に住んでいた人間のちょっとした心配

「ミシャ」の時のサンフレッチェ広島とはまったくかけ離れてしまったし、このやり方で得点が決まらなくなったら、城福監督はどう修正するんだろう?

去年と同じにならない?

これが「広島のサッカー」だったのかな?

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さて、正直この試合はヴィッセル神戸に運がなかったと思います。

もちろん、ダンクレーのパスミスや2失点目の守備体形・4失点目の渡選手へのマークなど、修正点は多いとは思いますが…。

 

神戸の1点目・2点目の仕方は想定内だったと僕は思います。

3点目と4点目は渡選手のミラクルなので、仕方ないなと自分を言い聞かせたいです。

 

神戸としては前半のサッカーが続けばいいと思いますし、実際に前半ができていました。

「守備を固める為にサンペールを外して、キムスンギュを戻す」とか「堅守速攻」とか、今までやってきたことをなしにするのだけは勘弁してください。

(理由が戦術的にキムスンギュを戻すのに反対なだけで、他の外国人が故障したので戻すなどだとキムスンギュを戻すのは賛成します)

 

 

 

off00.hateblo.jp

 

 

次はアウェイでの「浦和レッズ」戦ですね。

なんとか連敗をストップしてほしいと期待しています。